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in NY お散歩編
天気が最高に良くて
風がすっごく爽やかで気持ち良い・・・
いつもより早く目が覚めたおいらは
ホテルのすぐ近くのセントラルパークに
散歩に行く事にした
う~ん
やっぱり気持ち良い・・・
早起きは三文の徳だよね♪
小鳥と挨拶したり
散歩している犬と仲良くなったり・・・
言葉が通じなくても
結構楽しい♪
顔も隠さずのんびりと
気ままな時間を過ごして
日頃とはかけ離れた空間に創作意欲も湧いてくる
家に帰ったら何から手を付けようか?
この小鳥の絵も描きたいし
フィギアも作りたい・・・
アレコレと想いを巡らせて
おいらは随分と長い時間
目の前に広がる光景を楽しんでしまった
その頃おいらを心配して
カズが駆けずり回っていたのも知らずに・・・
すっかり気分をリフレッシュして
おいらが上機嫌でホテルに戻れば
血相を変えたカズに出迎えられた
「智!!」
カズに思いっきり抱き締められる
ちょっと独りで散歩に出ただけなのに・・・
おいらが散歩に行っている間に何かあったのかな?
「カズ・・・?
何かあったの?」
「何か・・って・・・
朝起きたらあなたがいなくなったから
みんなで必死になって探していたんですよ!」
「え? 何で?」
「あなたが誘拐でもされたんじゃないかと・・・
もう生きた心地もしませんでした」
カズは心底おいらを心配していたみたいで
顔色がすっごく悪かった・・・
「カズは心配性だなぁ
ちょっと散歩に行った位で・・・」
「だって此処は日本じゃないんですよ!
本場のアメリカなんですよ!?
あなたなんかすぐに餌食にされてしまうに
決まっているでしょう!?
どれだけ私が心配したと思っているんですか!」
本場・・・?
餌食・・・?
「・・・カズ・・わかったから
とにかく落ちついて・・・」
おいらの言葉は
カズの唇によって奪われ
最初から噛付くような
朝からするには激し過ぎるキスが繰り返された
こうなったら
カズの気が済むまで好きにさせるしかなくて・・・
おいらはカズに身を任せて
カズが落ち着くのを待つ
「んっ・・・」
「ホントに・・心配したんですよ・・・」
「・・・ごめん・・・」
やっと解放された頃には
甘く味わう様なキスに変わって・・・
そのままベッドに押し倒された
「ちょ・・カズ・・・!?」
「私に黙って出掛けて心配させたバツです!」
「折角のニューヨークでのオフなのに?
これじゃ日本と同じ・・・」
「ちゃんと後で一緒に出掛けてあげますから
今は・・・
あなたが欲しいんです・・・」
「カズ・・・」
「すみません・・我儘で・・・」
カズの綺麗な瞳で見詰められて
おいらが逆らえるハズもなく
おいらは諦めてカズの背中に手を廻した
「おいら・・・そんなカズも大好きだよ・・・」
「智・・・」
おいらはいつでも何処でも
カズがいればそれで倖せ・・・
そしておいらはいつだってカズのモノ・・・
いつかカズにちゃんとそう伝えよう・・・
「カズ・・愛してる・・・」
END
天気が最高に良くて
風がすっごく爽やかで気持ち良い・・・
いつもより早く目が覚めたおいらは
ホテルのすぐ近くのセントラルパークに
散歩に行く事にした
う~ん
やっぱり気持ち良い・・・
早起きは三文の徳だよね♪
小鳥と挨拶したり
散歩している犬と仲良くなったり・・・
言葉が通じなくても
結構楽しい♪
顔も隠さずのんびりと
気ままな時間を過ごして
日頃とはかけ離れた空間に創作意欲も湧いてくる
家に帰ったら何から手を付けようか?
この小鳥の絵も描きたいし
フィギアも作りたい・・・
アレコレと想いを巡らせて
おいらは随分と長い時間
目の前に広がる光景を楽しんでしまった
その頃おいらを心配して
カズが駆けずり回っていたのも知らずに・・・
すっかり気分をリフレッシュして
おいらが上機嫌でホテルに戻れば
血相を変えたカズに出迎えられた
「智!!」
カズに思いっきり抱き締められる
ちょっと独りで散歩に出ただけなのに・・・
おいらが散歩に行っている間に何かあったのかな?
「カズ・・・?
何かあったの?」
「何か・・って・・・
朝起きたらあなたがいなくなったから
みんなで必死になって探していたんですよ!」
「え? 何で?」
「あなたが誘拐でもされたんじゃないかと・・・
もう生きた心地もしませんでした」
カズは心底おいらを心配していたみたいで
顔色がすっごく悪かった・・・
「カズは心配性だなぁ
ちょっと散歩に行った位で・・・」
「だって此処は日本じゃないんですよ!
本場のアメリカなんですよ!?
あなたなんかすぐに餌食にされてしまうに
決まっているでしょう!?
どれだけ私が心配したと思っているんですか!」
本場・・・?
餌食・・・?
「・・・カズ・・わかったから
とにかく落ちついて・・・」
おいらの言葉は
カズの唇によって奪われ
最初から噛付くような
朝からするには激し過ぎるキスが繰り返された
こうなったら
カズの気が済むまで好きにさせるしかなくて・・・
おいらはカズに身を任せて
カズが落ち着くのを待つ
「んっ・・・」
「ホントに・・心配したんですよ・・・」
「・・・ごめん・・・」
やっと解放された頃には
甘く味わう様なキスに変わって・・・
そのままベッドに押し倒された
「ちょ・・カズ・・・!?」
「私に黙って出掛けて心配させたバツです!」
「折角のニューヨークでのオフなのに?
これじゃ日本と同じ・・・」
「ちゃんと後で一緒に出掛けてあげますから
今は・・・
あなたが欲しいんです・・・」
「カズ・・・」
「すみません・・我儘で・・・」
カズの綺麗な瞳で見詰められて
おいらが逆らえるハズもなく
おいらは諦めてカズの背中に手を廻した
「おいら・・・そんなカズも大好きだよ・・・」
「智・・・」
おいらはいつでも何処でも
カズがいればそれで倖せ・・・
そしておいらはいつだってカズのモノ・・・
いつかカズにちゃんとそう伝えよう・・・
「カズ・・愛してる・・・」
END
更新日:2015-08-05 23:36:38