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●登場人物紹介●

○レイク・カジマ(15)
 体内に反乱軍のチップを埋め込まれた少年。チップは取り出されたものの、人体冷凍実験のため政府に利用されかける。その実験機関がある中央刑務所に拉致されていたが、脳手術のためいったん大学付属病院へ戻される。大学から逃亡を図るが、逃亡先で命の危機に陥ったため、再び中央刑務所の特別房に回収される事になる。

○ユース・ユーシャン(15)
 新島大学・理学部研究室の助手、老住の秘書をしていた。反乱軍のチップをまねて新チップを作り出す。大学での混乱に乗じて拉致され、コメットにヘリで連れ去られる。中央刑務所でユネスト医師と対面を果たし、チップの共同研究を行う事になった。ユネストの独特な存在に感化され、急速に惹かれ始めている。

○カタリナ・ボルコフ(17)──ツィーニャ、ケイトなどと呼ばれる
 新島大学・付属病院救護科所属の看護師。かつては反乱軍に関わりのある病院に勤務していた。コンピューターを扱う技能や知識がある。レイクのガールフレンドだが、なかなか会う機会が持てない。現在はタケルの専属看護師をしている。その関係で、タケルのチップ摘出手術に付き添って中央刑務所に逗留している。

○タケル・カジマ(19)
 レイクの従兄弟。カンムの息子。アメリカの医大生だったが、新島大学の医学部に交換学生として転学した。レイクと同じく子供の頃に、反乱軍のチップを体内に植えつけられた。その謎を解明するために新島大学を訪れ、老住やミットンの助けを借りようとする。そのため医学部プロジェクトの実験体に自らなった。



○老住 忠(36)
 理学部の主任教授。医学部プロジェクト・コンピューター室の監督を兼任している。レイクやユースが政府から連れ去られないよう必死に動いたが、その甲斐なしに少年たちをコメットに奪取されてしまった。

○ポール・ミットン(48)
 医学部プロジェクトを束ねる救護科の責任者。大学で騒動が起きた時、一人病院に残って対応に追われた。部下アモーの処遇に頭を悩ませ、目の前に山積した問題の早期解決を願っている。

更新日:2015-07-18 19:49:09

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ORIGIN180E ハルカイリ島 収監編 1