• 8 / 9 ページ

7 (ニノside)


「じゃあ智がそう言うなら今からみんなで観ようか?」



俺の台詞に、Jが余計な事言うなよ・・・って、貌をする

はいはい、ちゃんと解ってます、って(笑)



「・・・あ・・・んっ・・・///」


「ほら智、セットして?」


「・・・ゃあ・・・かず・・・

いじわ・・・る・・・・・・んっ・・・」



俺は智を背後から抱きしめると下半身に手を忍び込ませて

言葉とは相反する動きをする



風呂上りのままのバスローブ姿だったあなたは

バスローブの下には何も身に着けてはいなくて

俺の掌は容易にあなた自身を捕えた



「・・・はぁ・・・んっ・・・か・・・ずっ・・・!」
 
          

身を捩って泪を滲ませた潤んだ瞳で

俺を見上げる智はとても悩ましいですねぇ・・・(笑)



「どうしました? 観ないんですか?」


「・・・んっ・・・も・・・やぁ・・・ぁ・・・あぁ・・・!」



状況を把握したJが待ち構えていたかのように

素早く智のバスローブの紐を解いて

肌蹴た智の胸に舌を這わせる

         

「・・・あぁ・・・!

・・・んっ・・・も・・・じゅ・・・ま・・・っ・・・!」


「あなたが悪いんでしょう?

風呂上りのこんな格好のまま起きてきて

俺達をあんな貌で挑発して・・・」



既に変化を始めたあなた自身に強弱をつけて刺激すれば

悩ましいあなたの声が零れだす



「・・・ああぁ・・・んっ・・・な・・・に・・・?」


「無自覚なのはあなたの可愛いトコですけど

ちょっと無防備過ぎ・・・ですよ・・・?」



智の耳元に唇を寄せれば

それさえも刺激になっているのか智の身体がビクッと反応する



「やぁ・・・んっ・・・!」



何かまた言いたげに開いた智の唇にJのそれが重なって

智の言葉が吸い込まれる



まぁ・・・昼間の事もあるし

今夜はJに多少は譲ってあげましょうね(笑)



Jは徐々に愛撫を下に移していき

すっかり形を変えたあなたを

舌先で愛撫してその先にある蜜を絡め取った



「ふぁ・・・ぁ・・・ああっ・・・!」



俺も智の蕾に用意しておいたローションを塗り込んで

その入り口を何度も往復させて俺達を受け入れやすく慣らしておく



「はぁ・・・あっ・・・ああぁ・・・!

いやぁ・・・!

も・・・だめぇ・・・!」



俺達の与える刺激に泪を零しながら

それでもしっかりと応える智の身体に

俺達は夢中になる・・・



獣染みた荒い息遣いが部屋に拡がり

何も意味をなさない言葉ばかりが飛び交う






俺達の長い夜が始まった・・・
















      

更新日:2015-07-04 02:31:45

  • Twitter
  • LINE
  • Facebook