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今回したかったこと

挿絵 320*180

張り綱は緩いと雨の重みでたわんでくることがある。だから地面への固定は慎重に行わなくてはいけない。
風が強くなると、その重要性は一層重みを持つ。突風が吹いたりすると、幕があおられるからできるだけ低くして風が収まるのを待たなければならない。

真夏の日差しはものすごく強くて暑いから、できれば木陰に設営したいものだ。ムササビタープは遮光性がかなり良い方だけれどもそれでも、気温はかなり高くなる。
真夏の炎天下のキャンプはかなり過酷なものと言える。だから、夏は標高の高い、樹木の多いところで過ごすと快適だ。

今回のようにハンモックを使うと、夏場は涼しくて良さげだ。虫よけネットを導入すれば、虫刺されの心配は皆無で、なおかつ通気性は最高だ。けれど、ひと気のない場所なら問題ないが、タープの端を下げないと外から見えやすいのは事実だろう。

今日、荷物はすべてハンモックの真下に並べ、雨が降るかもしれない今夜はオートバイと相部屋だ。

あたりはとても静かで風もなく、ゆっくり燃える薪が時折パチパチいう音と、少し離れたところを流れる川の音がずっと聞こえている。
ネットに包まれたハンモックで静かにタブレットのキーボードを操作している状況がふしぎな空間をうみだしている気がする。自然と最新の電子機器。
キャンプでは、何もしない時間を楽しむことも多い。
それに考え事をしたり、自分自身を振り返ったりする時間でもある。
けれど、今回は何かを書き留める時間にしたいと思ったのだ。

何をするのも自由・・・なんと贅沢な時間の過ごし方なのだろうとつくづく思う。

しばらくすると、瞼が重くなってきて、寝袋のぬくもりに身を委ねたいと感じるようになる。
焚火台ももう、燃え尽きているからタープの下に格納し、歯を磨いて、寝る支度をする。
空気は6月とは思えないほど、ひんやりしている。

夜中に雨が降ってきた音に目が覚めた。
やはり、予想通りの進展だ。明日は雨の中撤収して帰ることになるのだろう。それもまた、いい経験になるだろう。雨音の響く中、再び眠りに落ちた。

更新日:2015-06-29 14:02:49

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2015年6月 梅雨寒の中でソロキャンプ