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4 (ニノside)


あなたは俺にギュッとしがみ付いて

また泪を零す・・・



以前にも似たような光景があったね?

あなたはまた俺から離れるつもり?

今度は潤くんも手放してしまうの?



あなたはいつも自分がいなければ・・・って

自分を悪者にして身を引こうとする



どうしてその方が相手が苦しむと気付かないかなぁ

俺も潤くんもこんなにあなたを愛しているのに・・・



どうしたら

あなたにこの想いが届くだろうか・・・



「・・・智、また余計な事考えてるでしょ?」


「・・・え・・・?」



まだ何も言ってないのに・・・って感じだね

こんな時だけど

驚いた表情のあなたは可愛いね

思わずキスしちやうよ



「俺と潤くん、どちらも選べないから

どっちとも別れようなんて考えていませんか?」


「カズ・・・」


「どうせ自分がいなければ・・・

なんてツマラナイ事考えてるでしょ?」


「あ・・・」



俺は抱き締めていた手を

智のTシャツの下に滑り込ませて智の素肌に触れる

うん・・・相変わらず滑らか♡



「あなたの考えている事なんて最初からお見通しです

でも、もう俺から離れるのは許しません」


「・・・・・・。」


「智、いい加減に気付いて下さい

俺も潤くんもあなたから離れる方が辛いんですよ」


「んっ・・・///」



智の胸元を弄り

首筋に唇を這わせると智の甘い吐息が漏れる



「何度も言いますけど

ありのままのあなたが良いんです

潤くんを好きなあなたも

翔さんを好きなあなたも

相葉さんを好きなあなたも・・・

俺はあなたの総てを

受け入れる覚悟はできているんですよ?」



押し倒して口づければ

潤んだ瞳で壮絶に色っぽく俺を見上げるあなた

ホントは独り占めしたいんですけど・・・ね



「多分、潤くんも・・・そうでしょ? J?」















更新日:2015-06-24 07:52:46

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