官能小説

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R-18

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ろく☆

…数々の蝋燭が灯りを点し、甘ったるいお香の薫りが部屋を満たす中、

部屋の真ん中にある大きめのベッドの上には、仰向けで全裸姿のアインが両手を上にあげた万歳の格好で両手首を縛られて柱に固定され、大きく拡げられた脚の間には同じく全裸姿のフローラが膝立ちをしていて、彼を見下ろしていた。

「んふふ…、なかなか良い身体してるじゃない。」

舐めるようなねっとりとした視線を向けて、滑らかな肌をした彼の身体を、フローラは両の掌でゆっくりと撫でていく。

「あ、あの…、」

「何?もしかしてあんた、受けは初めて?」

「あ、いや、何回かはありますけど…、うわっ!」

指先がアインの乳首を掠めた途端、彼がぴくんと身体が反応して小さく悲鳴をあげた。

素直な反応に、にやにや意地悪い笑みを浮かべて、フローラは指先で両の乳首の小さな先を摘まんでくにゅくにゅと捏ねくりまわした。

「わ!…ち、ちょ…!…ん、っ…!」

くすぐったいのか感じるのか、アインは身体を捩らせて微かに抵抗しつつもじっと耐え、鼻から抜けるような快感の吐息を漏らした。

…か、可愛いっ!
久しぶりだわっ、こんな素直な反応する男はっ!

フローラは嬉しくなって、乳首を捏ねながらアインの身体の上にうつ伏せになって乗りかかり、微かに喘ぐ彼の唇を舌で舐めた。

「ん…、」

表情を歪める彼の唇に自身の唇を重ね、唇の隙間からするりと舌を入れていく。

「…ん…。」

フローラは彼の口内を舌で味わうようにねっとりと舐め回し、舌を絡ませようとするが、なかなか上手くいかない。

…ちょっと、自分が誘ってるんだから、もう少し上手く反応して舌を絡ませなさいよ、全く…。

そう不満に思っていると、執拗なフローラの舌の攻めにやっと理解したのか、アインもおずおずとだが自分から彼女のほうに舌を絡めはじめてきた。

「ん…っ。」

ぴちゃ…、ぬちゃ…、

卑猥な水音が響き、二人はお互いに唇を重ねたまま舌を絡ませあい、口内を舐めあい、唾液を啜りあった。

…ああ、気持ちいい。この男、なかなか良い腕してるじゃない。

ひとしきり口内を味わって満足し、唾液の糸をひきながら唇を離すと、今度はゆっくりと身体を下にずらした。

そして乳首のひとつをぺろりと舌先で舐め、ちゅうと吸いだした。

「や…、ん…、はあ…っ…、」

その攻めに息を乱し、低く甘い微かな喘ぎ声を洩らすアインの姿に、フローラはぞくぞくと背筋が震えるのを感じた。

…いいねぇいいねぇ…、男が快感に善がるその姿、声、ああ、いいわぁ最高…。

そのまま乳首を吸いながら、フローラは片方の手をそっとアインの脚の間のモノに触れた。

「!…い…っ!」

突然自分のムスコを握られて素っ頓狂な声をあげるアイン。かなり複雑な表情をしている。

「あ、あの…、」

フローラがぎゅっと握った男のモノは、既にすっかり硬くなって大きくなって、見事なまでに上に聳り立っていた。

更新日:2015-07-25 19:51:49

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