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「翔さん…今のままで良いんですか…?」


「………。」



良いも何も…いつも俺と智くんの間に

立ちはだかってるのニノじゃんか…

智くんと良い感じになるといつも邪魔するクセに…(泣)



「私に邪魔されるから大野さんと上手くいかないんだ…

なんて思っていたら、いつまで経っても大野さんとは

ラブラブにはなれませんよ?」


「………。」



そう言ってニッコリと笑うニノ…

此奴はエスパーか?(汗)



「Jを見てみなさいよ!

あの行動力!翔さんも見習わないと…!」



「………。」



はい…返す言葉もございません…(泣)



「それとも…

もう大野さんを諦めて相葉さんにしますか?」

ニノは真剣な貌になって俺を見据える


「えっ?

何でここで相葉くん…?」



突然の想定外の名前に俺は面喰う

これがニノなら

この前の事があるからまだ理解できるけど…

何で相葉くん…?



そんな俺を見て

ニノは大きくタメ息をついて

小さな声で



「…やっぱりね…」



と、呟いた



それからニノは口を閉ざし

何だか怒っている様だった…



何?俺、何かマズかった?

どうしてニノは怒ってるの?

気まずい雰囲気が居た堪れない…



「お待たせ致しました

お飲み物とお料理をお持ちしました」



注文していた料理に救われるも

俺は気まずさのあまり

また酒をがぶ飲みしてしまった…

そしてまた…





恐怖の朝を迎える事となる…












更新日:2015-06-09 23:02:00

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