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リーマンなふたり 7
2014年10月08日(水) 11時00分00秒
テーマ:大まお空想小説




「お先にありがとうございました~」、

シャワーだけなのに、真っ赤になってほかほか

と湯気を出しながら出て来た小鹿。



「お前、大丈夫か?よく髪乾かせよ・・」、

思わずわしゃわしゃとその髪を拭き始めると



「だ・・///・・大丈夫ですよお・・先輩こそ

お風呂いいんですか?」、


ヒョイっと俺から逃げて、ぽてっとソファーに

腰を下ろした。



「ん・・あ、ああもう少しで出来上がるから

そうだ、飲むか?」、


テーブルの上のアルコールを指さすと



「はい!」、

嬉しそうに立ち上がって俺の前に来た。





ふわりと漂うシャンプーの香り。



いつも自分が使ってる物なのに、こいつから

香るだけで、こんなにも俺を刺激するなんて、





・・・俺、結構、ヤバい?・・・




思わず伸びそうになった手を慌てて引っ込めて

またキッチンに戻った俺の背中を、



・・・・


切なそうに見つめていたなんて。












更新日:2015-06-01 11:24:33

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