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リーマンなふたり 10
2014年10月08日(水) 12時30分00秒
テーマ:大まお空想小説





「いいよな・・」、

チュッと、唇を寄せてもう一度確認。



言葉もなく驚きの中に不安を揺らす瞳。



見つめ続ける勇気のない弱虫な俺は


思わずその体をくるんとひっくり返して



ちゅっ・・


背中にキスを落とした。



アルコールで熱を帯びている身体からは

甘く俺を誘う匂い。


するりと逃げたシャツを床に落とすと

その背中に、つっ!と桜を咲かす。



ひゃん・・


ビクンと揺らすその身体を抱きしめて

そっと俺の手をふたつの蕾に回せば



やぁ・・

身体をソファーの押し付けた。


グイッとその軽い腰を引きあげてなおも

ゆっくりと爪を立てれば



んんあ・・背中を仰け反らせて声を必死に

堪える。



舌先を背中に這わせてその緊張を解けば

ぶるっと身体を震わせて




「せ・・んぱい・・」、


小さな声が聞こえた。


更新日:2015-06-01 11:27:29

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