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ありがとう

ありがとう。
2014年10月31日(金) 22時00分00秒
テーマ:大まお空想小説


メッセージを頂いたお礼に送らせて頂いた

リハビリ小話。



アメンバー仲間さんでの閲覧をご自由に、

とお伝えしました処、

メッセージを遠慮して頂いておられた方、

又、

迷惑メッセージを観れない方など、色々

お声を頂きました。



なので、ご心配いただいたすべての方に・・・


そして、今だコメントに、返信できない

お返しに(すいません)



こちらに、そのお話を載せます。



ありがとうの気持ちは、やっぱりお話を書く

事でしかお返しできないんです。



こんな私ですが、ポチポチ、元の自分へと

戻りますので、これからもよろしくお願い

致します。





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”ちゃんと食べてる?”

心配そうなlineの文字に

”大丈夫だよ、お前こそ、食べてるのか?”

強がって返事をする。



”何が食べたい?”

いきなりの質問に、思わず本音を言いそうになり、  


でも、大人な俺は


”そうだな、肉じゃが。”

ありきたりな答えを返すと



”なあんだ、僕って答えるかと思ったのに…”


残念そうなその返事を見て、


”お前の作った肉じゃがを、運ぶお前。”

もう一度、返事をすると


”ばあか・・”









翌朝、チャイムのあとに、ドアノブに揺れる紙袋。


中には、まだ暖かいタッパーが二つ。

あたりには誰もいなくて・・

でも、それは懐かしい甘い匂い。






”おはよう・・”

lineを入れれば、待っていたかのように帰ってくる返信。


”美味しい?”

”ああ、美味しいよ・・”

”おまけが無くてごめんね”

”おまけが一番食べたかったのにな~”

”ふふ・・、大好きだよ”

”ああ、俺も、大好きだよ・・肉じゃが”

”んもう。”

”じゃあな、ありがとう”

”うん、気をつけてね”




ひとつを平らげて、もう一つは冷凍庫に。

そして、メールを打つ。



朝早くにありがとうございました。
とっても美味しかったです。



あの子から届いた愛情たっぷり入れときました。



優しいお義母さんの文字に、涙が溢れた。





さてと、今日も稽古、頑張るぞ!





そんな、快晴の朝。

青空は、何処までも広がりそして、繋がっている。













皆さんに、お礼を込めて。

ぱられる。











゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

更新日:2015-06-02 11:47:49

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