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たくましくは、やはり女なり

ほんのちょっと久しぶりに、ちょっと離れた場所に住む友人の家へ

買い物ついでに寄ってみた。

そこで見たものは、荒れ果てた庭と「この家売ります」の看板。


びっくりして、メールを送る。

「ちょっと、引っ越したの?」

電話にしなかったのは、電話して電話番号が変わってしまっていたときに

ショックだから。

引っ越しも黙っていたくらいだから、電話も変わってるかも・・・・。

あー、いつもならすぐ返事が来るのに・・・・。

と思っていたら、30分後。

彼女から電話が来た。

「あのね、離婚したの。で、引っ越したの。」

あっけらかんと、実にあっけらかんと言うではないか。

息子は?

「実家近くの学校に入ったから、実家に預けたー。」

えー?あんなに仲良かったのにー。

「外面はねー。でも、最悪よ。」

ここの元旦那様、大学院で博士号までとってエリートだったが

数年前に、登社拒否でリストラされている。

それからは、女手一つ家を守ってきた。

元旦那様は職を探すでもなく、家でゴロゴロ・・・・。

「去年なんか、大変だったのよ、旦那が家出して帰ってこなくなって!」

えーーー? そうなの。

「家に帰りたいけど、お金ないから送ってくれって電話が来て

 離婚届にハンコ押してもらいたくて、お金送るじゃない。

 でも帰ってこない。  これの繰り返し。」

そうだったんだ。 でも、よく踏ん切り着いたね。

「うん。 さっぱりした。」

そんなもんかぃ。

「そうよ。今は~新しい彼氏もできて、一緒に暮らしてるのよん。」

えーーーーーーーーー!!!

「今私、とっても幸せよーーー。」

そうかそうか・・・・・。

モデル並みのスタイルを持った彼女だから、それもうなずける。

「今度、遊びに行くからーー。」

うん、待ってる。

と、電話を切った後でため息が出た。



この彼女、離婚したのが1月。

彼氏と同居したのが、4月・・・・・・たくましきはやはり、女。





更新日:2015-05-25 16:05:44

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犬の散歩~気の向くまま、つれづれに~