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コンセプトメモと”ちょっと書き”

普通、物書きのこの部分が公開されるのは、質屋に持ってかれた没後原稿とかの、”流出系”。
そういう「手元資料」を積み重ねてしか、”破綻した物語”は構成できない。チームを組めばい写真のコラージュとかキャラ設定の絵とか音楽とか、文章以外の素材の積み重ねでできるのだろうけれど、それはもう人間の頭のナカを企画会議のキャッチボールで出してしまうところで、記録のスキップが起きていることになる。

場合によっては、ビートルズの「同じ曲を24テイク録音し直してるアルバム」みたいな、妙なものになるんだろう。でも、書かないより書いてみたほうがいい、たとえモノにならなくても。

ということでこのコンセプトメモも、一字サゲなんてものとは無縁。電子媒体を使った日本語表現、とことんまで変わっていった姿を見てみたいものだ。




■メインコンセプト
人間が「無意味な人生に不要な意味づけをすることなく生きていける強さ」を獲得した・・・のがわずか5年前。

「人生の意味」を見出そうとしないこと、「意味づけ」や「解釈」に時間を使わないこと。これらのアプローチが、人生を逆説的に、いとおしく、すばらしいものにする。
(のかもしれなけど、そんなことは、どうだっていいよね)。

主人公のイトウと脇役の〔ボク〕は、「521名分のボディソース」のコンパクタイズと納品を指示される。それは、よくあるSF系冒険スパイ小説やB級アクションのはじまり、というわけではない。これは、物語形式を破綻させた物語、というキモチのワルイ実験作品なのだから。そんな実験作品は、消費に耐えるのでしょうか。

更新日:2015-04-15 05:25:47

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