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僕のみぞ知ること、君は知らないこと。

僕は、やっとの想いで大学入試を達成した。しかし、まだやらなければならないことがある。彼女に愛の告白をするんだ。僕らは2年間、友達で、オナジクラスメイトの関係だ。ある日、僕が忘れ物をした。忘れ物といっても弁当だ。母親には申し訳なかったが、その日は学食で食べることになった。そして、学食にいくと後方に彼女が列に並んでいた。まだ、前方には話したこともない相手。僕は、今日家に弁当を忘れてしまったことを前に並んでるやつに話そうとした。しかし、声をかけられたのはむしろ僕の方だった。彼女は、僕の肩を、ポンポン叩き、振り向きざまに指で僕の頬を触った。彼女は笑っていた。僕は、怪訝な表情をした。しかし、僕は、弁当を持ってこなかったんだ?と彼女にいった。それから会話が始まった。弁当はいつも作ってないのよ。いつも学食なの。って言ってたと思う。僕は、母親のことを思い出し、さらにこう悟った。自分がしたことには、返ってくるものごとがある。通らば月のひゆること、汝暁にて神妙に平伏すべからず。

更新日:2015-03-07 01:01:17

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