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驚き…②


あれ?


今の…

まきに似ているような?


そんなことあるはずないよな…


歩いて行くと、そこには


見知った顔の、にのがいた



お疲れ様…にの



あっ.お疲れ様です



今、誰かと一緒にいた?




翔さん、私は一人ですが…
見間違いではないですか?



そうかな?
誰かいたようなんだけど…
まっ、いいか時間ないし



今日はなんで事務所に?




そうなんだよ、社長によばれてるの?

ちょうど、話したいこともあったから行ってくるは~



んじゃ~



と、いつもの様に爽やかに


去って行った


貴女、出てきなさいよ


聞こえるか聞こえない位の声で


貴女を呼んだ



隠れた部屋から、目を潤まして


俺の前に現れた



俺は咄嗟に気がついた…


貴女の大切な人って…



貴女は俯いたまま頷いた

更新日:2015-02-18 16:38:59

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