• 6 / 65 ページ

6



 「タクミ・・・」、僕をソファーに下したギイは、じっと僕を見つめる。

 「ぎい・・逢いたかった。」、僕がそのまま抱きつこうとすると、

 「脱いでよ・・」、ギイの瞳が怪しく光る。

 「ぎい・・・・・」、僕が躊躇していると、

 「早く・・・」、ギイは、自分の唇をペロンと舐めた。

 僕は、胸のボタンに手を掛けて、ドキドキしながらシャツを脱ぎ始めた。

 一枚、一枚、僕から洋服が無くなり、ボトムのホックを外すと、ギイがその

ソファーに膝立ちになった。


 「ぎい?」、僕が躊躇すると

 「早く・・・」、そう言って又、目で煽る。

 このまま脱ぐと、ギイの目の前に僕のそこが露わになるわけで、久しぶりの

僕の物は、ボクサーパンツの中でめいいっぱいに大きくなっているのに・・・。


 僕は震える手を動かした。


 するりと、ボトムが下に落ちると、ギイがそれを取り除いて、床に落とした。

 そして、ゆっくりとその顔を僕に近づける。

 自分を隠していた僕の両手を掴むと、そのまま布越しに僕のそこにキスをした。

 「ぎい・・」、もう、頭を出しそうな僕のそこを、ゆっくりと息をかけてさらに煽る。

 「タクミ・・タクミの匂いだ・・・」、そう言ってグイッと僕の腰を抱きしめるとそのまま

そこを、咥えた。

 「ん・・・」、布越しに伝わる生暖かいギイ。

 ゆっくりと動かされるその口の中で徐々に大きくなるそこは、自然と布から頭を

出してしまった。


 「いやらしいなあ・・たくみ・・」、チラリと僕を見上げるギイはいつものギイじゃなくて

あの日、僕を壊しかけたギイの瞳になっていた。


 何がきっかけで、ギイのブレーキが外れるのかはまだ僕にはわからない。

 でも、確実に言えるのは、今日は僕は、普通じゃいられないって事。


 ギイが、正気に戻るか、島岡さんが止めてくれるまでギイは僕を壊し続けるだろう。




 でも、どこかでそれを喜ぶ僕もそこにいた。





更新日:2014-06-30 21:55:05

  • Twitter
  • LINE
  • Facebook