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プロローグ

もしも、人生の最後に君が隣にいてくれたら。
少しでも、近付いてくれるのなら。

僕は全てを失ってでも、君の元へ駆けて行くのに。


手を伸ばしても。
どんなに力一杯伸ばしても。

声の限りに叫んだって。

君には、届かない。


けれど、最後に我が儘をひとつだけ。

4つの季節が終わる時。

嘘でいいから。
抱き締めて、好きだよって。

僕だけに、囁いてほしい。


更新日:2014-06-23 00:07:46

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