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小説

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 「・・・・。」、う~ん・・、なんとも言えないな。これ。




 俺のタンスの中の、パンツ君の並びを見て、しばし固まる。



 綺麗に折りたたまれて、まるでハンカチ売り場のようにその

色取り取りなパンツが、グラデーションをなして、並んでいる。




 先日までは、マオのパンツ君は、他のタンスに入っていたのに

どう見ても、この引き出し一面に並んでいるのは、二人分だ。




 たぶん、左のシンプルなカラーが俺ので、右のカラフルなのが

マオの物だろう。




 「あ!、どう?、綺麗に並んだでしょ~」、っと、引き出しを

覗き込んでいる俺のところに飛んできたマオは、ルンルンと俺の

顔を見つめた。



 「ん・・ああ、凄いなこれ・・・、」、ちょっと苦笑いの俺に

気が付いていないマオは、その下の引き出しを開けた。



 「こっちも見て~!!」、っと、あけたその中には今度は靴下が

綺麗に並んでいた。



 「まるでお菓子売り場だな・・・」、くすっと笑うと


 「いいでしょ~、家具だけじゃなくて衣料品でも勉強になるん

だよ~」、っとマオは、楽しそうに説明をする。




 マオが色んな事を吸収するたびに、俺達の生活にも色が増える。




 そんな、何気ない夜のお話。











 (///∇//)

更新日:2014-03-26 14:02:52