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午後4時と甘めのコーヒー。



<今日の4時にうち来て>



先生からのメールが届いたのは、時計が3時半を示す2分前のことだった。



4時まであと30分ちょっとじゃん。
いつも指定される時間のほんの少し前にメールが届く。





私が高校を卒業したのは、もう1年半も前のことなのに、未だに私が
先生にメールをもらって先生の家にいくという、この関係が続いている。





……付き合ってるわけでもないのに。







いつになったら、先生は私のことを女として見てくれるんだろう。

いつになったら、私は先生に自分の気持ちを打ち明けられるんだろう。






4年前、廊下で鼻歌を歌いながら歩いていた私にすれ違った先生が、

「俺もミスチル好き。」と笑いかけてくれた。



たったその一瞬で恋におちた。






4時を少し回る頃、私は先生の家に着いた。




15階建てのマンションの8階の一番角の部屋。

目に焼きついてしまったいつもの景色を横目で流し、
インターホンを鳴らした。



更新日:2014-03-15 15:27:16

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