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家に帰ると、潤は普通で。

「おかえり、翔くん」

「あ、ああ、ただいま」

昨日の事がなかったみたいに、何事もなく。
俺たちは食事をして、リビングでテレビを見て過ごした。

「潤、風呂先にいいよ」

「ん」

潤が立ち上がり、俺も自分の部屋に入ろうと立ち上がった。
ふと後ろに潤の気配がして、振り返ろうとしたら。
潤に抱きしめられた。

「潤?」

「俺は諦めないよ。翔くんが勃たないんなら、俺が勃たせてみせる」

ちゅっ、と首筋にキスされる。

「おやすみ、翔くん」

潤が離れて部屋に入るまで、俺はその場に立ち尽くした。

更新日:2014-01-20 22:11:12

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