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~1話~旅立ちで渋る子っているよね?

カロス海付近の上空…

一匹のフワライドが飛んでいた…あるトレーナーを運びながら…

?「あ~…腹へったぁ…まだか…カロス地方…。」
フワライド「フワ~…。」
「お前も腹へったか?ほら、最後の一個だ。」

するとトレーナーはポケットから四角い固形物をフワライドに投げて渡し、フワライドはそれを食べた…

フワライド「フワ~♪」
?「美味しいか?」
フワライド「フワワ~♪」

すると遠くから陸地らしきものが見えた…

?「お!陸地だ!フワライド!あともう少しだぞ!」
フワライド「フワワー!」

すると突然突風が…

ビュゥゥーーーーー!!

?「やっべ!うわあぁーー!」

一方変わってカロス地方、アサメタウンのとある家で…

女の子が入り口で渋ってた…

女の子「お母さん…やっぱり行かなきゃ駄目?」
母「ダーメ。プラターヌ博士が待ってるんだから…。」
女の子「あそこまで一緒に…。」
母「もう10才でしょ。ほら、行きなさ…」

ドーーーン!

「「え!?何!?」」

二人がドアを開けてみると木の下にさっきのトレーナーとフワライドが倒れていた…

?「あうぅ~~~……。」

そしてそのトレーナーは二人に助けられ…

?「バクバクバクバク!」
母「よく食べるね~。」
?「はい…二週間くらいまともに食べていませんでしたから…。」

すると女の子がビックリして

女の子「ええ!?じゃあ何でこのポケモン元気なの!?」
フワライド「フワ?」
?「ポケモンの食事ばかり入れてたから自分のはあまりなくて…ははは…。」

すると母親が…

母「よっぽどポケモンが好きなのね……そうだ!ねえ、この弱虫娘をミアレシティまで連れてってくれない?」
?「ミアレシティに?」
女の子「お母さん!わたし弱虫じゃないもん!」
母「さっきハクダンシティまで連れてってくれって言ったのは誰かしら?」
女の子「むぅ~…。」

するとトレーナーは…

?「何かあるんですか?」
母「途中にハクダンの森って所があるんだけど…この子ね、むしポケモンが大嫌いなの。」
女の子「お母さん!」
母「頼まれてくれるかしら?えっと…」
?「ラルドです。もちろんいいですよ。丁度ミアレシティのプラターヌ博士に用があって来ましたから。」

そして…

母「じゃあラルド君!娘をよろしくね。」
ラルド「わかりました。」
女の子「じゃあ…よろしく。」

こうして二人はミアレシティへ旅立った…

ラルド「そう言えば君の名前聞いてなかったね…名前は?」
女の子「セレナよ。」
ラルド「セレナちゃんか、よろしくね。」
セレナ「よろしく。」

そんなこんなで二人は一番道路を歩いてスイメイタウンまで歩いてった…

更新日:2014-01-04 21:26:49

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