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小説

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プロローグ

かつてこのエルガイアと呼ばれる世界では光と闇の神々が戦いを繰り広げていた。

戦いは永きに渡り、神々は疲弊していった。

そして両陣営は疲れや傷を癒す為に世界へと降り立ち、大地に根を下ろし深い眠りについたと神話では、そう語り継がれている。

また、光と闇の神々は深い眠りにつく前に、この世界にいくつかの代理人を産みだした。


「光の種族」と「闇の種族」である。


そして彼らも、神々と同じように光と闇に分かれ争いを始めた。

光の陣営は人間が中心となり戦った。

また闇の陣営は、デーモンの王が闇の種族を率いて自らを魔王と名乗り、光の種族に戦いを挑んだ。

そしてこの戦いも、世代を跨ぐほどの年月を必要とするが、僅かに光の種族が勝り、光の戦士の剣が魔王をとらえたと言われている。

また、魔王は倒される寸前に自らの命を触媒とし禁呪を放った、すると、

魔王とその僕たる魔族達が砕け散ると同時にすさまじい勢いで世界に様々な害悪を呼び込むとされる邪気が降り注いだ。

その量は世界を覆うほどであった。

光の戦士達は残された僅かな力で光の神々の力を借り大地神イディスの神殿がある「原初の島」と呼ばれるオリディオール島へ「結界」を張り、消息を絶った。

        --------そして時は流れ 800年後--------

魔王との決戦の時にオリディオール島に住んでいて難を逃れた人々は「結界」の下、平和に暮らしていた。

そしてある日、島の中央のゾイルと言われる地域にある、大地を司る神「イディス」を祀った神殿の神官マテルに神託が下った。


「…我が光の子達よ、私が目覚める事で、この世界の大地が再び息を吹き返し始めました。まもなく、この島の「結界」が解け 再び光と闇の勝敗を決する戦いが始まるはずです。そして、その来るべき日に備えなさい。
その為に必要な邪気を払うことができる聖なる泉を、この神殿の地下に出現させましょう。その泉から湧く水の力を使って世界を浄化せよ…」と。



マテルは、この事を神官長フォルゴンへ伝えた。

フォルゴンは直ちに島の有力者たちを集め会議を開いた。

そして来るべき日に備える為に島中の呪文書や古文書等の資料を集め、闇の種族達に対抗できる人材を育成する機関を設置し、その者達を管理する「冒険者ギルド」を作らせた。

それから数年後、ついに結界は解けた……

ついにイディスの神託通り結界は解け、オリディオール島と光の種族の末裔である人間達に最初の試練が襲い掛かった。

なんと魔物の大群に島全土が襲われたのである。

そしてオリディオールの全島民が力を合わせ、多くの犠牲を払いながら 大勢の魔物を追い払っていった。

そして更に数年の後、生まれながらにある呪いを身にまとった青年が冒険者育成の学校を卒業し、これから未知の暗黒世界に挑戦することになる。

物語はここから始まる……

更新日:2013-12-15 10:23:09