• 38 / 82 ページ

(※オリジナルキャラ、アカネ)

サトシ達は、ロープウェイで山を下り

一同、ポケモンセンターに立ち寄り

サトシは、ポケモンをフライトーナメントで活躍したメンバーを休ませるため、オーキド研究所に繋ぎ

『サトシ、お前さんに朗報じゃ、お前さんに会いたい人が居てな? そこのポケモンセンターにしばらく居てくれんか?』
「へ? 俺に?」
「ピカピカ?」
『そうじゃ、以前世話になった人らしくてな? サトシに用事なんじゃが、マサラタウンにしばらく帰ってこないと言えば、では、自ら赴きますと言われての? お前さんの居場所を聞かれて、そこのポケモンセンターに居ると言っておいたんじゃ、じゃから、数日はそこで待っておいてくれんか?』
「分かった、じゃ博士、カビゴン、リザードン、プテラ、ピジョット、バタフリー、ピンクちゃん、オオスバメ、ヨルノズク、ウォーグル、ケンホロウ、ムクホークは預けるな?」
『カビゴンは、もう気が収まったの?』
「ああ、今回のゴタゴタでだいぶ消費したからな? 当分は起きないと思う」
『そ、そっか、よかった〜、でも、まだ申請期間はあるから、誰か送る?』
「じゃ、エーフィとフーディン、ムンナ頼む」
『分かった〜、送るね〜』

ケンジが、エーフィとフーディン、ムンナを送ってくれた

「フィ」
「フー」
「ムン〜、ムンナ〜!」
サトシを見るなり、懐に飛び込んでくるムンナを
「おと、ふっ、ムンナ久々だな? エーフィ、もう疲れ取れたか?」
優しく受け止めて、まん丸のひたいから背中へと優しく撫でてやりつつ
「フィア〜」
エーフィの頭も、ぐりぐりと混ぜるように撫でてやると蕩けるように、ふにゃふにゃと甘えたな瞳をしつつ、うっとりと身をまかせている
「フーディンも、あっちの事ありがとうな?」
「フ〜」

なでなでとフーディンの頭を撫でてやる
ふんにゃりと蕩ける顔のフーディンに、周りは驚く
フーディンとは、常に落ち着いた印象のポケモンだ

安心しきるそんな表情見た事がなかった

サトシのフーディンは、見て為にな貫禄あるものの、見た目と中身がまるで違う
見た目は大人でも、心はまだ半人前といってもいい

でも、心がどうあれ、その能力は抜群だし、パンチ力も、なかなかで、キングラーやらヘイガニのクラブハンマーやらヘラクロスの気合パンチにも、劣らない威力がある、最近、ドレインパンチを覚えたというし、彼の成長も目覚ましい

エーフィは、その軽やかな身のこなしもあり、サイコパワーだけでなく、アイアンテールや、ギガインパクトなども侮れないほど強力である

「この子達が、今度エスパートーナメント出す子達なの?」
「キバ?」
「ああ、後、ゴチムもな、ムチュールはまだ、バトル慣れしてないから、まだ、トーナメントは無理かな?」
「ピカ」
「相変わらず、フーディンも、エーフィの毛並みの艶申し分ないよね?」
「ムンナも、綺麗なピンク色〜、ゴチムの愛らしさも、良いし・・・」
「ポチャ〜」
「で! サトシにね? お願いがあるの」
「ん?」
「ピ?」

更新日:2016-10-28 12:36:53

  • Twitter
  • LINE
  • Facebook