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え? 家ですか!?
玲奈side
『うん、バカにしてる。』
「なんだとー!!」ブチッ。ツーツーツー。
あ、あいつ…
切りやがった!!!!!!
私は携帯を片手にわなわなと震える。
もう本当にゆるさねェ、あいつ!!!
末代まで呪ってやる!!!!!!!
私が一人でバカ坂に向けて呪いを送信していると、
赤司君が声をかけてきた。
「…用はすんだか?」
「あ!はい!お騒がせしました!」
何やってんだ、私!
赤司君の前で一度ならず二度までも醜態をさらすだなんて!
マジでバカ坂呪う…!!
「…なら、もう帰る用意をしろ」
「へ?」
私は驚いて時計を見る。
もう時間は6時30分にもなっていて、外は夕焼け。
「女子を遅くまで残らせるのは気がひけるからね」
赤司君はそういうと、再び練習に…って…
私、家の場所わかんないんですけど!!!
そりゃぁ、住所と地図は記入してあったよ!?あったとも!!
でも、でも…
…私が地図読めると思ってんのか、神様!!!!!!!
「赤司君!!!!!!」
「…なんだ?」
「えっと…お恥ずかしいのですが…」
私は小さく息を吸い込む。
「家まで送ってください!!!!」
「…は?」
赤司君の間の抜けた顔を見ることができたのは、
あとにも先にも今回だけだったのだろう。
『うん、バカにしてる。』
「なんだとー!!」ブチッ。ツーツーツー。
あ、あいつ…
切りやがった!!!!!!
私は携帯を片手にわなわなと震える。
もう本当にゆるさねェ、あいつ!!!
末代まで呪ってやる!!!!!!!
私が一人でバカ坂に向けて呪いを送信していると、
赤司君が声をかけてきた。
「…用はすんだか?」
「あ!はい!お騒がせしました!」
何やってんだ、私!
赤司君の前で一度ならず二度までも醜態をさらすだなんて!
マジでバカ坂呪う…!!
「…なら、もう帰る用意をしろ」
「へ?」
私は驚いて時計を見る。
もう時間は6時30分にもなっていて、外は夕焼け。
「女子を遅くまで残らせるのは気がひけるからね」
赤司君はそういうと、再び練習に…って…
私、家の場所わかんないんですけど!!!
そりゃぁ、住所と地図は記入してあったよ!?あったとも!!
でも、でも…
…私が地図読めると思ってんのか、神様!!!!!!!
「赤司君!!!!!!」
「…なんだ?」
「えっと…お恥ずかしいのですが…」
私は小さく息を吸い込む。
「家まで送ってください!!!!」
「…は?」
赤司君の間の抜けた顔を見ることができたのは、
あとにも先にも今回だけだったのだろう。
更新日:2013-06-16 18:00:20