官能小説

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水狂い に

鋭い叫び声がしたかと思うと、身がこよりのようによじれた。

前へいざって逃れようとするのを、両手を胸と腹に巻きつけ、させまいとする

くずれ落ちそうになるのを、揺すりあげて縫いとめる。

ひぃひぃ言うのを聞くと、折檻している気分になった。

しかし、制止の言葉は聞こえてはこない。

情け容赦はかえって酷と、がりがりと身を差し込んだ。

背を反らせて痛がるのをだましだまし、さらに奥へと分け入った。

懸命に受け入れようとしているさまが、愛おしかった。

なんとしても、軀を交えなければという思いは等しい。

ここでやめてしまうわけには、いかなかった。

注ぎ足した椿油のむせかえるような匂いのなか前へと突き進むと、ようやく下腹が尻ったぷに付いた。

膝が震えて身が揺れるのを、後ろから抱えるようにして支える。

筆の先からは、ぽたぽたと雫が落ちていた。

眼からは、涙もしたたっているようだった。

私は、飴細工をいじりながら時を待った。

更新日:2013-10-27 20:41:29

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