• 13 / 30 ページ

期末音テスト

明日は嫌な音テストだ

まあ俺は大丈夫だが荘助は…

「音楽が好きなのにテストで困るとは!」

「ドンマイ♪荘助君♪」

「明日がテストなのにまだ完全に操れないとは」

「好きで操れないんじゃないんだよぉ…」


ドンマイとしか言いようがないな


「じゃあ今日は私の家で音テスト対策する?」

「たしかに…少しでも荘助の音色をパワーアップできれば…」

「俺はやるぞ!」

「じゃあ帰りに校門前に集合ね♪案内するから♪」



放課後
「全員揃った?」

「いや、荘助がいない」

春之が言った直後
「まった〜?」

「おせーんだよ」

「まぁそういうなよ翔よ」

「全員揃ったね♪じゃあ行こう♪」


30分後
「ここだよ♪」

俺たちはビックリした
そこはなんと豪邸だったのだ

でかい門
噴水
「……あれは番犬?」

「うん♪番犬」

この犬が番犬?
チワワによく似ているような…

「ちなみに番犬はチワワ」

ペットと言った方がいいのでは?

「嘘♪本当はペット♪」

…………


中に入ると、迷子になりそうなくらい広い

「でけぇな」
荘助と春之も驚いている
明かりはなんとシャンデリア他にも謎の絵や壺などがある
「まぁ全部お父さんの趣味なんだけどね♪」

趣味!?
趣味でこんな豪華になっちゃうんですか!

「それじゃあ特訓ルームに行こう♪」

「これで俺も少しは強くなるかな?」


おいおい何か目的がちがくねえか?

テストで合格するようにするため練習するんだろ?


「シャラップ!」

え!?

特訓ルームの部屋にはいろいろあった

狙いを定めるための的やスピードを上げるための測定器などあった



数時間後
荘助はくたくただった

俺たち?
俺たちは遊んでた


時計を見ると七時を過ぎていた

「すまねぇ葵、もう帰らないと」

「あれ?もうこんな時間かぁ♪早いな〜時間は♪」

「荘助!春之!行こうぜ」

「おう」

「わかった」


俺たちは解散した



家に帰えると千尋が走ってきた

「お帰り〜」

「おう」

「明日はテストなんだって?」

「余裕だけどな」

「ふーん」


俺は飯を食って風呂に入り10分であがった


携帯を見るとメールが9通来ていた
しかも全て荘助からである
一通目「テスト心配だあー!」

二通目「緊張するー!」

三通目「テスト嫌だなー」

もう見るのはやめた
そして迷惑メール設定をした


もう寝よう
俺は明日に備え寝た

更新日:2013-03-11 18:41:27

  • Twitter
  • LINE
  • Facebook