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長期計画の男・シヌゥ

※『手段を選ばない男・ジニョン』と関連したお話です。そちらから読んでいただけると、わかりやすいかと存じます。








今、オレたちは、PVの撮影で、安眠島に向かってる。

「お前たちの、休暇も兼ねてるんだから、楽しんでおいで。」

社長はそう言いながら、見送ってくれたけど…
今の時期の安眠島で、休暇…。
まぁ、夏より人は少なそうだし、のんびりできそうだけど。

安眠大橋を渡ったのは、ソウルを出てから、3時間近く過ぎた頃だった。
すでに、隣のシヌは寝ていて、後ろの三人もぐっすりだ。

オレは、ようやく見えてきた海を、ただぼうっと見ていた。
隣のシヌに掛けられたブランケットの中、そっと、シヌと手を繋いでみたりしながら…。

海岸に比較的近いところに、車は停められ、そこで早速、撮影に入った。

「さむ…。」

まだまだ寒い…。それでも、雪が降っていないだけ、いいのかもしれない。
海風が、余計身に滲みた。

こんなに寒いのに、海岸には、何人か人が見える。
監督から、とにかく遊んでくれと言われ、砂浜で五人、走ったり、波に近づいたり、砂で山を作ったり、貝殻を拾ったり…。
ザーザー言う波の音の中、何時間も、ただただ五人で、砂浜を転げまわった。

日が暮れそうになったあたりで、今日の撮影は終了。
ホテルに行くよって時に、なんだか急に、スタッフさんたちが慌ただしくなった。

「どうしたんだろ?」
「さぁ?」

しばらく車の中で、待たされた後、マネージャーが
「今日、ホテルじゃなくて、民宿になったから。」
と言いながら、運転席に乗り込んできた。

「え?どうしたんですか?」
「なんか、予約が入ってなかったみたいでさ。今、急に泊まれるところを探したら、民宿しかあいてなかったんだ。この人数だしな。」
「いいですよ、別に。どこでも。ね?」
「ああ、もちろん。」

車で5分も走らず、今日の宿泊先である民宿に着いた。

急にこんな大勢で泊まることになったのに、夕飯には、魚介類が盛り沢山で出てきた。
安眠島の貝焼きは有名だ。貝が苦手なチャニ以外は、散々焼いて食べた。


「五人一緒の部屋で、いいか?」

夕飯を済ませると、マネージャーから、そう声を掛けられた。

「もちろん、いいですよ。」

オンドルのきいている部屋に、案内される。

「明日、朝から撮影するから、いつまでもしゃべってないで、早く寝ろよ?」
「は~い!」

五人で布団を敷いて、床に寝転んだ。
五人でこんな風に寝る時は、なんとなく、寝る場所が決まっていた。
シヌは、いっつも端。
オレは、たいがい真ん中だ。
他の三人は、コロコロ変わるけど…。

今夜は、チャニとサンドゥルに挟まれて、寝ることになった。

「さ、寝よう。」
「うん。おやすみ~。」
「おやすみなさい。」

電気を消すと、みんな、すぐに寝息をたて始めた。
今日は、長く砂浜を走っていたしなぁ。
そんなことを思いながら、オレも、あっという間に眠りについた。






「?!」
「しっ!」

パジャマの中に入ってきた手の感触で、目が覚めた。
え?誰?チャニ?ドゥル?
ビクリと布団を蹴ると、口を押さえられた。

「声、出さないで…。」

シヌの声が、耳許で小さく囁いた。
…どうして?
そっち側にいたチャニ、どこに行ったんだよ?

聞きたくても、聞けない。

シヌの手が、体を撫で回してる。

「!」

ちょっ…なに…みんないるのに!何考えてるんだよ?!
シヌの腕を掴んで、止めようとしたのに、シヌは、そんなオレの腕を掴んで、後ろから抱き抱えると、また口を押さえて、耳にキスしてきた。

「っ!」

ダメだって!小さく首を振ると、シヌの手が、胸に伸びてきた。

「っふぅ。」
「しぃ。」

しぃって言ったって…。
なに?急に…。

「!」

シヌに触られて、自分の乳首がたっていたのがわかる。
また、小さく首を振って「ダメ」って伝えようとしたのに、シヌは全然やめようとしてくれない。
それどころか、足を押さえられて、ズボン越しにそこを撫でられた。
ビクンっと体が、震える。



…つづく

更新日:2013-03-01 09:38:45

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