官能小説

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メモはすぐにシュレッダー

久しぶりに戻ってきた宿舎。

ジニョンの夢を見ている途中で、目が覚めた。

メガネをかけて、ふと下を見ると、ジニョンは、まるで、走っているようなポーズで寝ている。


「ぷっ。」


明日の朝、ジニョンに見せてやろう。

携帯を持って、音をたてないように、下に降りた。

携帯で、走っているようなジニョンを撮って、そのまましばらく、ジニョンを眺めていた。


寝ているジニョンは、すごく…可愛い。


誰も起きそうにない、午前4時。

布団を掛け直してやるふりをして、ジニョンの瞼に、キスを落とした。

寝ているジニョンと一緒に写りたくなって、もう一枚、写真を撮ってみた。

うまく写っているか携帯のデータを確認してみると、寝ているはずのジニョンが、大きく目を開いてそこに写っている。


「?!」


ビックリしてジニョンを振り返ると、


「ぷっ!」


と、ジニョンが、肘をついてオレを見ながら、吹き出した。

ジニョンを指差すオレに、「しっ!」というジェスチャーをして、ジニョンは、枕元に置いてあったノートに、何か書き始めた。

覗きこむと、ノートをコンコン指でノックする。

『見ろ』の合図だ。


ーねむれない?ー


の文字。
ジニョンのペンを借り、ノートに返事を書く。


ーいつからおきてた?ー


ーシヌがおりてきたときー


最初から、起きてたのかよ。

ホント、ドッキリ好きなヤツ。

ジニョンが、続けて、何か書いている。


ーしゃしんとって、ツイにあげるの?ー


ーちがうー


ーじゃあなに?ー


ーオマエのねがおー


そこで書くのをためらって、チラリとジニョンを窺うと、同じようにこちらを窺っていた。

衝動のままに…キスをした。


「ぶはっ。」


という、変な音をさせて、ジニョンが枕に突っ伏す。


「ふっ。」


ノートに、さっきの続きをサッと書いた。

ジニョンの頭を軽く叩いて、自分のベッドに、音をたてないように戻る。

下を覗くと、こちらを見上げているジニョンが、キスを投げてきた。

ニヤリと笑って、よけるポーズをすると、ジニョンは眉を寄せ、口を尖らせた。


「ぷっ。」


まだ飛んでいるだろうジニョンのキスを捕まえて、キスをする真似をした。
下を覗きこむと、ジニョンは、ニヤリと笑って


~お・や・す・み~


と、口だけ動かして、布団に潜って手を振った。


ーどくせんしたいー


ノートに書いた、さっきの続き…。


もう一度、ジニョンの夢を見れますように。
夢のお前は、オレだけのもの。


FIN.

更新日:2013-02-20 16:22:00

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