官能小説

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読書、時々「嫁」


シヌは、何を考えているのか、わからない時が、ちょくちょくある。


「シヌヤ~?」

「ん~?」


単行本を片手に、こちらも見ずに返事をしてきた。


「…面白いの?それ」

「ん?…ん」

「どんな話?」

「ん?…ん」

「…」

「…」


確実に、聞いてないし。ひとの話。


「…オレのこと、好き?」

「ん?…ん」

「…」

「…」

「オレのこと、キライ?」

「…好きだよ。だからもう少し待ってて?」


そう言って、軽くキスされた。


「…」


何だよ?それ?

…待っちゃうけど。


シヌの肩に頭を乗せると、何だかいいフレーズが浮かんできた。
ノートを取りに行こうとすると、シヌに手首を掴まれた。


「どこ行くの?」

「パソコンのとこ」

「待てないのかと思った」

「…読み終わった?」

「終わったよ」

「今度は、シヌが待ってて」

「待てない」

「…」


何だよ?それ?

…待たせないけど。


シヌに引かれるまま、ソファに戻った。


「何がしたいの?」

「シヌは?」

「ジニョンがしたいこと」


そう言って、ギュッと抱きしめられた。


…もう、してくれちゃってるんだけど。


FIN.

更新日:2013-02-20 16:01:06

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