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小説

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重なる



次の日の朝。
あたしは早めに学校に行った。


ガラッ


「あっ、朝奈ちゃんおはよー!何してるの?」


「ちょっと名簿を探してて・・・・」


「名簿?それならさっきあそこに貼ってあったよ~」


「え、ほんと?!」



ゆきのいる方へ近づいていく。
名簿は教室の廊下側の扉に貼ってあった。



「なんだ。こんなところにあったのか。」


「で?何を見るつもりなの?」


「あー、えっとねぇ・・・・」



たいち・・・たいち・・・・・



「あった!」


「え?何がぁ?!」


「ねぇゆき!この出席番号が7番の人、なんて読むの?」


「うーん・・・・奥山大智(おくやま たいち)?」


「これだあ!!!」



よかった・・・・奥山くんね。

覚えた覚えた!


「で?この人がどうかしたの?」


「だから昨日の・・・・」



言いかけたとき




「瀬川さん」




後ろで誰かがあたしの名前を呼んだの。





「あ・・・・」




奥山、くん。





「おはよう。それと、昨日はメールありがと。」



「いやいや、こちらこそですっ・・・・!」



「はは。じゃあ、また後でね。」





わぁ



かっこいい・・・・!!





「ちょっと朝奈さぁん

 目が輝いてますけどっ?」



「え、そんなことは・・・」



「何?惚れちゃった??」



「違うって!違う違います違いますっ!!!」



「いいじゃーん。わりとかっこいいし告っちゃえば?」



「意味分かんないから!!!」



告白なんてしたことないし!
そんな簡単に言えないし!
もっとこう、勇気がいるものでしょ!?

てか好きじゃないし!!!(パニック)



「よーしHR始めるぞ~!」


「あっ、いつの間に担任来てるじゃん。」


「じゃあまた後で詳しく、ね♪」


「な!別に何も話すことなんて・・・・」


「こらー瀬川と坂口、早く席に着いて~」


「あ、はーい・・・・」



・・・・はぁ。

出会って早々、恋とか絶対ありえませんって。



更新日:2013-02-14 19:33:48