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第6話『シティの猟犬』

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「ん、ん……?」

遊真が目を覚ますと、そこは医務室のベッドの上だった。
鼻を突く薬品の臭いに顔をしかめながら、遊真は辺りを見回す。

「お、目ぇ覚めたか遊真」

「ハーヴェスト……」

ベッドの脇に、ブレイドが腰掛けて遊真を見つめていた。

「いやぁ心配したぜ? 丸一日寝っぱなしだったんだからな」

「1日も……」

そう呟きながら、遊真は上体を起こした。

「こいつも心配してたぜ?」

そう言ってブレイドは一枚のカードを取り出し、遊真に見せてきた。
ギースのカードだった。

(目が覚めたようだな遊真)

(……すまない……心配をかけたな)

(ハハッギースのやつずっと『大丈夫か遊真!!』っつって心配してたんだぜ)

(主を心配して何が悪い……)

ギースとブレイドが普通に会話していることに遊真は目を見開いた。

「ハーヴェスト……お前」

「ん? あぁなんつーか、お前とデュエルした後、急に声が聞こえるようになってな」

適当に答えるブレイドに遊真が唖然としていると、ギースが補足を加えた。

更新日:2013-03-10 12:04:14

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遊戯王~GOD SWEEPER~神を薙ぎ払う者