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プロローグ

「みゅぅりたんはあたしのだから」
――本当はその言葉が大好きだったのかも。

「みゅぅりたんのこと絶対に離さないよ」
――本当はその言葉に安心していたのかも。

「みゅぅりたんのこと大好きだから」
――本当に依存していたのは、私の方だったのかもしれない。


生まれたときからずっと一緒だった。甘えたで嫉妬深くて
束縛までして……そんな梨結が大嫌いで大好きだった。

更新日:2012-12-11 20:53:55

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