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屋上

 寒さが日に日に増す今日この頃、私は今屋上にいた。

 私の名前は雅川 瑠奈。奥山寺高校二年で生徒会長を務めている。人からはよく男勝りだとか正義感の塊だと言われる。

 そんな私が何故今屋上にいるのかというのは全て彼のせいだ。

 私は屋上のど真ん中に寝そべっている男子に歩み寄った。

「またやってくれたわね野上君・・・あなたこれで何回目!?」

 私は怒鳴りながら、屋上の入口のドアを指差した。

 ドアは無残にも壊れていた。

 すると彼は面倒臭そうに上体を起こした。

「十七回目」

更新日:2012-11-28 19:15:12

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