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小説

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story 5 すれ違い

「おはよう、あずさ」

「あっ唯!なんだいつもより遅いじゃん!」

「うん。これからこの時間に来る。」

「へぇーあたしより遅いから休みかと思ったよ!」

「ごめんごめん」

あの日から
石原さんたちの嫌がらせはなくなったから。
全部、春人のおかげかな。

「ねぇそんなことよりさ!!」

「なに?」

「あの・・・ほらあれ!」

あずさの指差した方向に目を向ける。
二階の窓から見える中庭に
春人の姿があった。

「春人がどうかしたの?」

「あの春人くんの隣のひとだよ!!!」

「隣?」

あずさに言われて
もう一度窓の外を見た。

「イケメンじゃない?!」

「・・・!あーどっかで見たことあると思った。」

「唯あのイケメン知ってるの?」

「知ってるよ。」

サッカーの試合で何回か会ったし。
同じ高校だったのか。
たしか名前は・・・

「和樹・・・だっけな。」

更新日:2012-10-17 19:57:05