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story 4 画鋲

春人と付き合ってから半年近くたった。
せみの声は聞こえなくなり
冷たい風が秋を知らせた。


「唯ー!お友達が来てるわよー!」


1階からお母さんの声。
朝からお友達?
誰が何の用だろ。


ガチャ


「・・・え」

「おはよう。」

「なんで・・・」

「今日から一緒に行こ?」

お母さんの言う『お友達』は春人だった。

「いつも唯って朝早いじゃん?
 俺頑張って早起きしたんだからね。」

「そっか。」

嬉しい。
だけど素直に喜べない。

何だか、嫌な予感がする。

更新日:2012-10-17 19:56:32