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第3話「委員会」
「沙ー羅っ。何にするか決めた?」
『んーん。綾は?』
「あたし図書委員とかでいっかなーって」
なーんか、ぶっちゃけめんどくさいなー。
あ、そだ。
『佐々木くんは?』
一緒とか楽しそう。
そう思って、声をかけた。
「んー・・・」
「上村!お前なにやんの?」
出たな、三上。
『分かんなーい』
「ふーん、純也は?」
三上が、佐々木くんに顔を向ける。
『なに、佐々木くんと三上って仲よかったの?!』
「ん?あぁ!俺と純也、昔サッカーチームで同じでさ。純也と俊也で名前も似てるし、わりと仲よかったんだよ」
そっか、三上の下の名前って俊也だったっけ。
なんて1人で納得しながら、委員会のプリントを見つめた。
「てーか・・・あたし、完全に浮いてる?」
綾が、小さくそう言った。
『あ、いやいやいや!ほら綾!こちら佐々木純也くん!』
「どーも」
「あははっ!冗談だよ!どーも!」
「・・・で!委員会、どーすんだって」
忘れられた三上が、首を突っ込んだ。
『なんでもいーやー』
「あたしもー」
「俺も」
「んだよ適当だなー」
『んじゃ私、美化委員でもやろっかな』
「うわーお前が美化とか、むしろ清潔度が悪化すんだろ」
三上の言葉に、あたしはイラッ。
『はー?!ふざけんなし、あんたの何倍も部屋キレイですから!』
「お前が入ったら改名しろよ、汚染化委員会って」
『うっさい黙れポンコツ人間!』
「ざまみろトンカツ人間!」
『そこまで太ってないわバカ!』
こいつは何かと、ムカつく。
いわゆる、ケンカ友達?
「お前ほどバカじゃねーよ!」
言い返そうと思った瞬間、着席の指示が出た。
『んーん。綾は?』
「あたし図書委員とかでいっかなーって」
なーんか、ぶっちゃけめんどくさいなー。
あ、そだ。
『佐々木くんは?』
一緒とか楽しそう。
そう思って、声をかけた。
「んー・・・」
「上村!お前なにやんの?」
出たな、三上。
『分かんなーい』
「ふーん、純也は?」
三上が、佐々木くんに顔を向ける。
『なに、佐々木くんと三上って仲よかったの?!』
「ん?あぁ!俺と純也、昔サッカーチームで同じでさ。純也と俊也で名前も似てるし、わりと仲よかったんだよ」
そっか、三上の下の名前って俊也だったっけ。
なんて1人で納得しながら、委員会のプリントを見つめた。
「てーか・・・あたし、完全に浮いてる?」
綾が、小さくそう言った。
『あ、いやいやいや!ほら綾!こちら佐々木純也くん!』
「どーも」
「あははっ!冗談だよ!どーも!」
「・・・で!委員会、どーすんだって」
忘れられた三上が、首を突っ込んだ。
『なんでもいーやー』
「あたしもー」
「俺も」
「んだよ適当だなー」
『んじゃ私、美化委員でもやろっかな』
「うわーお前が美化とか、むしろ清潔度が悪化すんだろ」
三上の言葉に、あたしはイラッ。
『はー?!ふざけんなし、あんたの何倍も部屋キレイですから!』
「お前が入ったら改名しろよ、汚染化委員会って」
『うっさい黙れポンコツ人間!』
「ざまみろトンカツ人間!」
『そこまで太ってないわバカ!』
こいつは何かと、ムカつく。
いわゆる、ケンカ友達?
「お前ほどバカじゃねーよ!」
言い返そうと思った瞬間、着席の指示が出た。
更新日:2012-09-26 17:42:24