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9日目

シューティーは、サトシを探していた
彼が、何処に居るか分からず
焦る・・・

町に着き、ポケモンセンターを目指す
そこに、もしかすればいるかもしれないと思い
シューティーはそこへ、入ってくる

「!」
いた、でも、少し何時もと様子が違う
「! あれ? シューティーじゃないか?」
「! あれ? 本当だ、どうしたの? そんなに慌てて」
「本当だね? どうかしたのかい?」
「誰だい?」
シューティーも知らない相手が、キョトンとした顔でシューティーを見てくる
「シューティーって話したろう?」
「ああ、基本に忠実って言う、新しい君のライバル君ね? 僕は、サトシの幼馴染でシゲルって言うんだ、出身はマサラタウン、君が馬鹿にしてくれた村の出身の物だけどね?
君、随分マサラタウンを馬鹿にしてくれたよね? 僕も聞いて少し腹が立ったけどね?」
「! ごめん!」
「「「「「「え!?」」」」」」
ガバッと頭を下げられ、サトシも全員ギョッとする
「ごめんなさい・・・僕・・・随分君に嫌味なこといっぱい言った・・・済まなかった」
「え? あれ?? どうしたんだ?? 突然・・・」
行き成り謝ってくるシューティーに、サトシは、目を白黒させる
ピカチュウも、ギョッとしながら訳が分からないと言った顔をしていた
「僕・・・教えられたんだ、君の仲間達に・・・」
「は? 俺の仲間ってカスミ達に、会ったって事か?」
「え? うん、会ったんだ、カスミやタケシ、ハルカ、ヒカリ、ノゾミ、ライバル達にも会った」
「え? ヒロシやジュン、シンジとかも来たのか?」
「そう」
「ああ、そっかで? 何を言っていたんだ?」
「・・・君の故郷を悪く言ったこと・・・何も知らない癖に、行った事もないのにカントーを、マサラタウンを悪く言った悪かった・・・僕だって自身の故郷を悪く言われたら、嫌な気持ちがしたから・・・カスミ、タケシ、ヒロシに言われたんだ、そして分かったんだ。そう言う気持ちが・・・」
「・・・そっか」
「ね? 君はカノコタウンに来て何を思ったの?」
「俺? ・・・良い町だなって思ったけど?」
「良い町?」
「ああ、ポケモンがのびのびしていて、なんか、マサラタウンに似ていて、好きな町だなって思ったな」
「・・・そっか、ポケモンについてだって、カントーに生息しているポケモンは、知っているけど、姿かたちは知らない・・・なのに、イッシュに来たばっかりの頃の君を馬鹿にした発言・・・謝らせて欲しい、済まなかった」
「それは、別に構わないぞ?」
「え?」

更新日:2012-09-22 19:25:33

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