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「本部にとうちゃーく!!」


シャドー討伐任務と妃鈴との戦闘を終え、無事に本部まで帰ってくることができた。


本部についたら、てっきり幟季の熱烈なお出迎えがあると思っていたのだが……幟季どころか誰もいない。


なんだが妙に静かだ。


「なんだこれ。なんか静かすぎなんじゃ……」


「よし琉斗くん!幟季さんに任務の報告に行くよ!こっちについて来てー!」


「あ!ちょっと詩音!?」


俺の問いかけも完全無視。いくら呼びかけても、ただ俺の前を早足で歩いていく。


一体何なんだ?もしかして怒ってる?……いやいや!今までの過程で怒らせるようなことをしたような覚えは……


突然、扉の前でピタッと詩音が足を止めた。


俺も慌てて足を止める。


「はい、琉斗くん!このドア開けて?」


「……は?」


「いいから、いいから!」


詩音に急かされ、渋々ドアノブに手をかけた。


なんで俺に開けさせるんだ?自分で開ければいいのに……。


そう思いながら扉を開けた……その瞬間。



"パァァァン!!"



「うわぁぁっ!?」


突然何かが破裂するような音が響く。
そして……


「「ようこそ!リリーヴへ!!」」


大勢の声が聞こえ、部屋の中を確認するとリリーヴの知る顔、知らない顔を含めた10人のメンバーがクラッカーを持って俺を出迎えていた。

更新日:2012-05-13 19:14:55

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