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あーぁ!ついてねぇ!なんであそこで幟季の野郎が出て来るんだぁ?あいつさえ来なけりゃ、あの餓鬼を捕まえられたのによ!!


狂也は暗い通路を歩きながら組織の中心部となる部屋へと向かっていた。


部屋の前に着き、足で"バタン!!"と荒くドアを開けると組織メンバー6人のいつもの顔ぶれが揃っていた。


狂也がイラついた様子で部屋に入ると、長い茶髪のスタイルのいい女性が狂也に近づいてきた。


「あー来た来た。狂也、またあんたしくじったんですって?しかも、シャドー吸収のスキルの持ち主だったんでしょ?ありえないわ逃がしちゃうなんて!!今まで私達がどれだけ……」


「あーあー!っるせぇな!!あと少しのところで幟季に邪魔されたんだよ!!文句ならあいつに言いやがれ!!」


「幟季?あっは!あんな病人にやられるようじゃあんたもまだまだねぇ?」


「んだとぉ!?てめぇも前回小娘とバンダナの餓鬼にやられたんだろうが!!表へ出やがれくそアマ!!」


「うっさいわねこの単細胞!!上等よ!!あんたの攻撃なんて私に一撃たりとも当たりはしないんだから!!」


狂也と女性は睨み合いながら罵声を浴びせ続けている。相当仲が悪いようで睨み合いの中に火花が見えるようだ。

更新日:2012-05-05 00:00:02

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