• 11 / 1468 ページ

駆け抜けろ、ライバル登場!

千夏もまたDホイールに乗り、デュエル待機する。

「女性試験官の紅子です。あなたのライディングテクニック、見せてもらうわよ」

「ええ、こちらこそ容赦しませんよ!」


「あれ、滝さんじゃないんだ?」

藤堂が疑問を持ったような表情を浮かべていると、そばに滝が来る。

「ああ、彼女は女子ライディングデュエル担当の時 紅子だ。彼女もまたライディングデュエルでは私の弟子にあたる」

「へーっ、滝さんってライディングデュエルの弟子が多いんだ。今滝さんっていくつですか?」

「ああ、58だ。ちなみにあのデッキは試験用のデッキで、俺の本気のデッキじゃないからな。ま、君の入学が決まった今、早く私の本気デッキでデュエルしてみたいがね」

(58って、俺の父さんが今36だから……うわーっ、すげぇ!)

「ま、彼女のライディングテクニックも相当なものだし、彼女は私と違って容赦なく自分のデッキを使用してくる。あとは千住 千夏だったか、彼女がどこまでやるかだな」

「そうですね、滝先生」

「おいおい、もう先生呼ばわりか?」

「だって、父さんの師匠でアカデミアの先生なら、もう先生呼びで構わないでしょ?」

「まあ、好きにしたまえ。ほら、始まるみたいだぞ」



『それでは、千住 千夏のライディングデュエルの試験を始める。 スピードワールド―NEXTセット、ライディングデュエル、アクセラレーション!』


「「デュエル」」

千夏 LP4000
紅子 LP4000

「先攻は受験生にゆずるわ」

「ありがとうございます。では、行きます。ドロー」

2名 SC0→1

「私はモンスターをセットして、カードを2枚伏せてターンエンド」

千夏 LP4000 場 伏せモン1 魔罠 伏せ2枚 手札3枚 SC1

紅子にターンが移る。

「私のターン、ドロー」

2名 SC1→2

「私はガガガマジシャンを召喚!」

紅子の場に不良テイストの魔術師が姿を現す。 ATK1500

「さらにSP-マジック・ブーストを発動! 魔法使い族の攻撃力を永続的に1000アップする!」

ガガガマジシャンにオーラが宿って行き、魔法の力を上げる。 ATK1000→2500

「おお、紅子のマジックコンボだ」

「あれのどこがコンボですか? ただ魔法カードを発動しただけじゃないですか」

藤堂が冷静にそういうと、滝は困ったように頭を掻く。

「ああ、彼女があんな魔法カードを使っただけでも、何かしらの布石になる。まあ、見ていなさい」

更新日:2012-03-04 00:05:03

  • Twitter
  • LINE
  • Facebook