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森に向かう途中にも、予想以上に魔物が現れた。


魔物を倒しながら進み、つり橋のところまで来た。


つり橋は落ちて無くなっていたので、デクの葉で飛ぶ。


森の中も、今までいなかった、ガモースやモリブリンがいた。

それらを倒して進むと、目的の岩があった。

隣には、『妖精の泉跡』と書かれた看板もある。


早速バクダンを置いて爆破すると、下に穴が空いていた。


中に入ってみる。


穴の中は、青白い光で満たされた美しい空間だった。

泉もあり、妖精がいた。

あきビンで一匹つかまえ、外に出て、自宅に向かう。


おばあちゃんの前で妖精を放すと、おばあちゃんに妖精の粉が降りかかった。


「おお、リンク!リンクかい…!」

おばあちゃんは目を覚ました。


「ばあちゃんに、そのやさしい笑顔をよく見せておくれ…」

リンクはおばあちゃんに近づく。


「リンク、ワタシのかわいいリンク。
無事だったんだね…よかったよ、よかった…
お前が治してくれたのかい?お前は、やさしい子だねえ…」

「…そうだよね、リンクやアリルががんばっているのに、ばあちゃん一人、弱音ばかりはいて…
ホントは、ばあちゃんの方がしっかりしないといけないのに…
ゴメンよ、お前の気持ちも考えずに、悪いばあちゃんだよね…
リンク、こんなことしかしてやれないけど、あきビンの中にコレを入れておいき!」

そう言っておばあちゃんが入れてくれたのは、リンクやアリルが大好きな、おばあちゃんの特製スープだった。

「お前たち、好きだろう?なくなったら、いつでも作ってあげるからね。
ばあちゃんもがんばるから、お前もがんばるんだよ。
だけど、決して無茶はするんじゃないよ。わかったね?」

リンクは何度も頷いた。



おばあちゃんも元気になったので、いよいよジャブー様に会いに行く。

更新日:2012-02-17 23:48:33

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