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小春日和


「小春日和」とは、晩秋から初冬にかけて
移動性高気圧に覆われた時などの温暖な天候のこと。

「小春」とは陰暦10月。

現在の太陽暦では11月頃に相当し、
この頃の陽気が春に似ているため。


英語なら、“indian summer”が近い。
「インド人の夏」ではなく、「インディアンの夏」。

語源は諸説あり、次の説が一番おもしろい。


アメリカ開拓時代、インディアンは
夏に植民者を襲撃することが多かった。

寒くなると、その頻度が少なくなるので
まあ比較的、穏やかに過ごせる。

ところが暖かい日が続いてしまうと
また襲撃される心配をしなければならない。

植民者たちは、いまいましさを込め、
それを“indian summer”と呼んだ。
 

更新日:2012-02-01 09:26:08

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小春日和のインディアンと天国の門