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〈フロンティアでの生活Ⅰ〉

あの後、
ヘトヘトに疲れた俺がコロニーへと帰還し、

基地の滑走路上に機体を着陸させると
セラさんとフィエリテさんが
レッドスパイキーの足元まで走ってきた、

地面に降りた俺に詰め寄ってきて
肩を激しく揺すぶられながら
事情説明を求めて来る。

疲労困憊だが、
気力をふりしぼり
かくかくしかじか事情を説明。

取り敢えずは納得してくれたので、

今度は
同じく滑走路に降りている、
4機のジオンのMSの方へと近づく

そこには
ノーマルスーツの3人と
普通の軍服のバーニィがいた、

取り敢えず
バーニィに話しかける俺

「バーニィ、
改めて初めまして…だね」

あんなに話したのに
初対面と言うのがやはり恥ずかしい、

「あぁ、初めましてだな♪♪」
とバーニィ、

お互いに笑ってから、
今度はノーマルスーツの3人の方を見る

「初めまして。
俺はこの基地の司令官やってる
ユーキ・グレイスです」
取り敢えず自己紹介をする。

すると
ジオンのパイロットの人達が
ヘルメットを取った…

…女性だった…
しかも、同い年ぐらいの。


確かにジオン軍は学徒徴兵してたけど…
女の子まで徴兵してたとは。

ジオンは
それだけ切迫詰まってたってことか…

なんて1人で解析してると、

「この度は
窮地を助けていただき
本当にありがとうございます」

1人の女の子から
御礼を言われた…

同い年ぐらいの女の子に
敬語で感謝されるとか
変な感じしかしないな…



更新日:2012-01-19 22:10:59

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機動戦士ガンダム ~もうひとつの未来~