サトシと　シゲル　ハナコと　オーキド博士の滞在は　今日まで
サトシと　シゲルは　昨日の少女と　遊ぶ約束をしていた
朝早くから　その子は　やって来た
ナナカマド研究所の呼び鈴が鳴る
「サトシ！！　おはよう！」
「おはよう　ヒカリ」
「あれ？　シゲルは？」
「ああ　もうすこし　すればくる」
と
言っていたら
「やぁ　おはよう　ヒカリ」
「おはよう　シゲル！」
「あさから　げんきだね？」
「だって！　はやく　2人と　あそびたかったんだもん！　まちきれないわよ！」
「へ～・・・そういって　もらえて　うれしいけど・・・」
「いいのかい？　ぼくらで　じもとのこ　とかのほうが　いいんじゃないかい？」
「じもとのこって　いっても　２りくらいしかいないだもん！　あそぼうにも　その２り
いま　りょこうにいってるし・・・わたしと　あそぶのいや？」
女の子が　寂しそうに眉をハの字にする
「いいや？　いやじゃないよ　な？　シゲル」
「うん　ぼくらは　ここらへんに　くわしくないから　ちょうどいいしね？　あんない
してくれる？」
「！　うん！　まかせて！」
女の子は　顔を輝かせ　任せてと　アピール
それを見て　サトシと　シゲルは　ホッとした
女の子の　悲しい顔など　出来れば見たくないものだ