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現在
羽川燐
LP4000
モンスター
光の使者・カーム
魔法・罠
一枚
手札・二枚
城木翼
LP4000
モンスター
ダブル・ランナー
魔法・罠
二枚
手札・三枚
「ここからショータイムの始まりよ!私のターン!ドロー。」
まずいな・・・この状況は俺が圧倒的に不利・・・。
「スタンバイフェイズ、漆黒の羽の効果により除外した光の使者・ルインを手札に加える。そしてルインの効果発動!除外されているこのカードが手札に加わった時、特殊召喚できる!」
☆2/A500/D200/チューナー
「ここでチューナーか・・・」
「まだまだ!更に光の使者・ルイナを通常召喚!」
☆4/A1500/D900
「初対面のクセに生意気かもしんないけど、私のエースモンスターを見せてあげるわ!」
「な・・・に・・・?」
確かに、チューナーはいる。が、レベル合計が12だと!?
「レベル6のカーム、レベル4のルイナにレベル2のルインをチューニング!煌めく星が集うとき、全てを貫く力となる!シンクロ召喚!滅ぼせ!天空神・ハートン!」
☆12/A5500/D4000
空からまるで女神のようなモンスターが舞い降りる。
「なんだ・・・このモンスターは!」
「天空神・ハートン。このモンスターのシンクロ召喚に成功した時、このカード以外のカードを全て破壊する。滅ぼせ!ライト・デストラクション!」
「トラップ発動!威嚇する咆喉!更にチェーンして、亜空間物質転送装置!ダブル・ランナーを除外!」
「・・・ふぅん?九死に一生を得た感じね。ターンエンド。」
「エンドフェイズ!除外されたダブル・ランナーはフィールドに戻る。」
だが、早くも圧倒的に不利な状況になってしまった。
翼のフィールドにいるダブル・ランナーは様子を見るために出した効果を持たないシンクロモンスター。
一方、羽川のフィールドには最高攻撃力、5500の天空神・ハートン。
効果が分からない以上、何も出来ない。
出来ないなら動くしかない。
「・・・俺らしくもない・・・ウダウダと考えすぎだな・・・、俺のターン!」
「何をしても無駄ね。ハートンは戦闘で破壊されてもフィールドに戻ることができる。」
「・・・!・・・俺の勝ち、だな。」
ニヤッと笑う。
「この状況を跳ね返せるって言うの!?」
「魔法カード、『降り注ぐ希望』を発動!このカードは俺のライフを半分にする代わり、5枚、ドローできる!」
LP4000→2000
「ドロー!更に魔法カード『破滅の未来〜ワールドエンド〜』を発動!」
更新日:2012-01-05 14:33:33