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神の裁き


羽川が攫われた翌日、デュエルアカデミアでは大騒ぎになった。

同じ部屋の生徒が『燐ちゃんが帰ってこないよ!』

といったのが始まりだった。

それからというもの昨日の4人と翼は羽川を探し回っていた。

「羽川!」

という問いかけに「なぁに」という返事が聞こえた。

「どこだ!」

「ここよ。」

翼の目の前にいた。

「お前・・・何やってんだよ!どこ行ってた!早く帰るぞ!」

「帰る?どこへ?」

「学校以外にどこがあるんだよ!」

「悪識様の元。」

悪識という聞いたこともない名を聞く。

「あく・・・しき?誰だそれは!」

「悪識様は私の主。そしてさっき貴方は私を『羽川』と呼んだけれど今の私は『羽川』ではなく『零崎 羽織』。そこを間違えないでね。」

「零・・・崎・・・?」

その名にピンときた翼はすぐに阿良田に連絡を取る。

『どないしたん?見つかったんか!?』

「・・・見つかりましたよ。『零崎』として・・・みたいですが・・・。」

『何を言ってるん!?羽川が『零崎』!?』

「とりあえずこっちで時間を稼ぎます。その間に来てください。」

そういうと電話を切る。

「相談は終わったのかしら?」

「・・・仕方ないな・・・。」

デュエルディスクを構える。

「あら、私とデュエルしようっていうの?いいわ。貴方に負けたのが悔しかったから、今度は私のターンを数えて3ターンで終わらせてあげるわ。」

「・・・威勢がいいな・・・。後悔するなよ!」

「「決闘!」」

更新日:2012-01-21 22:17:15

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