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示された運命(ロード)


翼が阿良田とデュエルをしてから約一週間が経とうとしていた。


「おっ、おったおった。城木ぃ~、ちょいと来たってやぁ~。」

大きな声で呼ばれさすがにびっくりしてしまったのかその場で硬直してしまった。

すると阿良田のほうから近寄ってきたのだ。

「よっ、あんさん今大丈夫かいな?」

「大丈夫ですけど・・・阿良田先輩・・・あんな声で呼ばないでください・・・。」

思わず懇願してしまった。

「すまんすまん、急用でなぁ。あんさんにちょいと来てもらいたいんや。ほうやなぁ・・・1時間もあれば終わるはずや。」

「1時間!?長くないっすか!?まぁ、今日は特に何もないんでいいですけど・・・。」

たかが1時間で長いとノリ突っ込みを入れる翼もどうかと思うがそれはさておき、翼は阿良田に校長室まで連れて行かれた。

場所は変わり、ここは校長室。

「おっ、もうあつまっとるやないですかぁ。それは失礼しました。」

軽々しく会釈をしていく。

誰だ・・・こいつらは・・・。

そんな風に思っていると一人知っている人がいた。

そう、『羽川 燐』だ。

「あっ、城木くん!」

「羽川か。」

「全員集まったか?」

校長がそう切り出す。

「・・・集まった様子です。」

ラーイエローの制服を着た者が報告する。

「ふむ。では、早速。六龍を持ちし者は久しぶり、新入生は初めまして・・・のほうがいいかな?全員の前で話はしたが個々に会うのは初めてだからな。集まってもらったのはほかでもない、『神』を利用して新たな力を得ようとしている者たちがここを標的としていることが分かった。阿良田には話をしたが、奴らの名を『零崎』という。そこで、君たちにこの学園を護ってもらおうという話だ。」

更新日:2012-01-21 22:16:32

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