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序章



「早くせんか!」

怒鳴られて起き上がる。

「うるせぇよ。ったく、これじゃおちおち昼寝もできん。」

「今から学校行く奴が何を言ってる!はよう行ってこんか!」

エセ関西人の様な関西弁で語る。


そうして一人の少年は家を出た。

自宅には戻れなくなることも知らずに。

更新日:2011-12-20 12:05:12

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