官能小説

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哲平登場

息子哲平が相川家の洋風庭園の造園の仕事に関わって1か月たった。
すっかり綺麗な庭が出来上がったようだ。

俺は絵美に携帯で電話した。
すると絵美が言った。

「徳山さんの息子さんってまじでイケメンね。仕事の腕はいいし、会話も楽しいし、なんといってもあの逞しい体を見てるとぞくぞくしちゃう」

「おいおい、危ないなあ。絵美はほんとに男好きなんだから。哲平にちょっかい出さないでくれよ」

「うふふ、大丈夫だって……」

「ところで最近俺たちご無沙汰じゃないか。たまには外で逢わないか? いくら刺激的でもあんたの旦那が見てる前ではどうもやりにくいんだよ」

「まんざらでもないくせに」

「とにかく明日にでも逢いたい。お前とやりたくてむずむずしてるんだ」

「まあ、駄々っ子みたい。でももう少し待っててね」

俺は絵美の体を思い出して興奮していた。もはや、他の女ではダメなんだ。

しかし絵美はとどまることのない女だった。自分の気持ちにはあくまで素直に動く女だ。

その電話のあと、なんと彼女は哲平に熱いメールを送っていた。
『哲平さん、バラ園をつくってもらったお礼にお食事ごちそうしたいんです。明日の夜、時間作ってくださいますか?』

哲平は感激した。
あの美しく妖艶な奥様が誘ってくれたのが光栄だ。
男なら誰でもふるい付きたくなるような魅力を備えた女、絵美だ。

『奥様、光栄です。私で良ければお供させていただきます』

『まあうれしい。では明日6時にホテルのディナー、予約しておきますね』
東京の一流ホテルの名前がメールに書かれていた。
哲平は、わくわくそわそわした。

ディナーをあの美人と一緒にする?
アルコールも当然入るだろう。
ムードのある食事の後は? 

哲平は妄想を膨らませた。

「おやじ、明日は俺ちょっと出かけるからな」

「なんだどこに行く?」

「相川さんの奥様がお礼の食事に誘ってくれたんだ」

が~ん、俺は目の前が真っ暗になった。
絵美は哲平に興味を持った。あの男好きの女のことだから、当然セックスに誘うことだろう。

ま、仕方ないか。
しかし、俺だって負けてないぞ。
それにしても明日はまさか相川も一緒ということはないだろうな。

翌日の6時。やけにめかしこんだ哲平がホテルの最上階の高級レストランで絵美とシャンペンで乾杯していた。

眼下にはキラキラと光る夜の東京の街が広がっている。
「奥様はいつもこんなゴージャスなところで食事されているんですか?」

「そうでもないのよ。相川はどちらかといえば家で食事するほうが好きだしね。今夜は特別。だって哲平さんが素敵なお庭を造ってくれたんだもの。精一杯お礼をさせて頂くわね」

大きな瞳でみつめてウインクする絵美。

最上級のホテルで最上級の料理を食べながら最上級の酒を飲んだディナーも、デザートになっていた。

「ここね。スイートがとっても素敵なの……」
絵美のしなやかな手がテーブルクロスの下の哲平の腿をそっと触った。

哲平は思わず唾を呑み込む。
「今夜はゆっくりできるのよね」

絵美の声を聞きながら哲平はぼーっとなっていた。



更新日:2011-11-11 23:27:02

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