官能小説

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トリプル

今、俺は絵美の寝室のベッドの横の豪華なソファーでシャンペンを飲んでいる。
上等なシャンペンは俺の喉を癒してくれるはずだが、どうにも今の俺は落ち着かない。
充実したセックスの余韻もどこへやらだ。

そうだ、今このソファーには三人の人間が座っている。
俺と、絵美、そしてもう一人は、絵美の亭主の相川だ。

人妻と痴態を繰り広げて終わったとたん、そこにその女の亭主が突然現れたらどうする? こんなにたまげたことはない。
人妻を盗んでいた現場を押さえられたのだからどんなことになるかは想像がつく。

さすがの俺も心臓が止まりそうになり、一気に萎えていった。
思考回路が完全に崩れてしまったようだ。

俺はぼーっとしてシャンペンを飲んでいる。
「徳山さん、もう一杯いかがですか?」

相川が笑顔でシャンペンをついでくれる。
ま、まさかこの中に毒薬が入っていないだろうな。

絵美は、澄ました顔でシャンペンを美味しそうに飲んでいる。
先ほどの痴態が彼女の全身にまぶされこれ以上色っぽい女はいない。
しかし、俺にはそんな絵美の様子をゆっくり見ている気持ちの余裕がない。

「徳山さん、まあ、リラックスしてください」
相川が穏やかな口調で言った。

「いやはや……」
俺はセリフが出ない。

「あ、徳山さん、誤解しないでくださいよ。私はあんたのこと、まったく恨んでなんかいませんからね。むしろ感謝しているんです」

「え?」

「いやね、絵美は私の愛妻ですけど、お恥ずかしい話ですが私は持病の糖尿がひどくなって、最近はまったく役立たずになってるんですよ。だからこの若い妻を満足させてやれないんです。悶々としている妻を見るのが忍びなくてね。なんとかしなくてはと思っていました。しかし、いい加減な男と浮気されては困ります。庭師のあんたはその点、ぴったりなんです」

え?~~~~
相川の言葉を聞きながら俺はおかしな気持ちになった。
俺に感謝してる?
うひょ! 俺は絵美と交わってその亭主から感謝されるんだ!

「徳山さん、あんたは私と大して年齢も違わないのに、その鍛えられた肉体はまるで若者のようですね。 二人のセックスをじっくり拝見させていただきましたが、あんなに燃える妻を見て、私も刺激を受けて、少し男の機能が回復したようです。
ありがとう。あんたのおかげです。だから、これにこりずにこれからもお願いしたいんですよ。私のことを気にする必要はない」

「……」
意外な話の展開に俺は何も言えなかった。それにしても、さっきの痴態を見られていたなんて! どこから相川は見ていたのだろうか。

「あなたありがとう」
絵美が相川にキスをした。

「さあ、第二戦にとりかかろうじゃないか。お前がもっと喜ぶことをしてやりたい」
相川は妻を抱きしめてキスした。

そして、相川は自分の着ているものを脱ぎ捨て全裸となった。
恰幅の良い体をしているが、股間のものはやわらかく萎えたままだ。

「さあ、今度は浴室です。私の刺激を呼び戻してほしい」

俺はあっけにとられたままだ。
絵美が妖しく俺にウィンクした。

こうなったら、この現状を受け止めるしかない。

俺たち三人は、広い豪華な浴室に入った。


更新日:2011-11-09 18:37:52

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