官能小説

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渋谷の夜、再び徳山の独白

俺は渋谷の雑踏の中にいた。

109という大型ショッピングモールに入るのは始めてだ。
若い子たちの人気の場所ということは知っているが、俺には無関係のとこだと思っていた。
それより、渋谷といえば、この先の道玄坂のラブホ街のほうが俺にとってはなじみがある。
っていうか、それこそ俺の得意エリアだ。つい先日もSMホテルで絵美と痴態を繰り広げたばかりだ。

そのラブホ街からこんなに近いところにいるんだから、今夜はたっぷり陽菜を味わえる。
俺は柄にもなく胸がときめいている。

それにしても、あんなに若い子は久しぶりだ。
百戦錬磨の俺の女の守備範囲は広いが、最近は30代の絵美ばかりだ。
俺は思わずにやりと笑った。

「おまちどおさま~~!!」
元気な声がして陽菜が現れた。
いつものメイド服と違って可愛いミニのワンピースを着ている姿が新鮮だ。

俺たちは7階のイタリアンレストランに入った。
「ここね、若い子向けのお店ばかりなので本格的なイタリアンレストランはないんですよお。
青山か六本木辺りに行けばあるんでしょうが、今夜はここでいいです」

なるほどお客は圧倒的に若い子が多い。
ウエイトレスが注文を聞きにきた。
陽菜が慣れた調子でオーダーする。
俺はなんだか気恥ずかしくなった。

「乾杯!」
ともかく俺たちはキャンティワインで乾杯した。
ああ、早く食事を終えてラブホに行きたいものだ。
そこへ行きさえすれば俺が主導権を握れる。

ところが陽菜はおしゃべりしながらゆっくり食事をしている。
俺は焦るが悟られてはいけない。楽しそうな顔で質問する。
「陽菜ちゃんは、ここにはよく来るの?」

「はい、来ますよお。でもここって女子高生とかが多くて、21の私なんかもうオバサンなんですよお」

なんてこと言うんだ。まだ21のくせにオバサンだなんて。
俺は呆れて陽菜の顔を見た。
まつげが長い大きな瞳がタレントの誰かに似ているようだ。
めちゃ可愛いなあ。

食事が終わると陽菜はブティックを見始めた。
なるほど今は若い子にはこんなファッションがはやってるのか。
陽菜はのんびりと洋服を見て歩いている。

「あ、そうだ、こっちに来て。私買いたいものがあるの」
突然陽菜が俺の手を取るとエスカレーターに飛び乗った。
そして二つ下の階で降りるとぐいぐいと引っ張っていく。

それはまるで祖父の手を取って、はしゃぎながら案内する孫娘の姿のようだ。

げっ! 嫌だなあ。かんべんしてくれよ。
しかし、まだお互いの了解がされてないのに、ラブホに行こうとは言えない。
俺にもプライドがあるから。

陽菜が連れて行ったのはランジェリーの店だった。
そこには女の子が好みそうな明るい色の下着がいっぱい陳列されていた。

「ここ、安いから買っちゃいます」
陽菜は俺の手を放して店に飛び込むと早速キャミソールとかを選び始めた。

俺は歳は取っているが下着にはちょっとばかしうるさいほうだ。
いつも絵美の高級な大人の女の下着を見慣れている。
俺自身も、TバックやGストもつける。

しかし、この店の品は、デザインこそこっているが安そうなものばかりだ。

「下着、いつもここで買うの? 今度青山に買いに行こうか。俺がプレゼントするよ」

「うわ、嬉しい! プレゼントしてくれるんですかあ?」
「そうだよ、マジで高級で色気に溢れた素敵な下着買ってやるよ」
「私、そんな高級なものつけたことないんです。でも今日はひとまずここで買います。ほら、このブラとショーツのお揃い、可愛いでしょ? キャミもいいなあ」

それは子供だましのようなピンクのレースのついたブラとビキニパンティだ。

俺は突然妄想した。
陽菜にシルクの黒のブラとTバックをつけさせてみたい。
しかし、今日はもう時間がない。
取りあえず陽菜が気にいっているこの下着を買ってやろう。

「よし、じゃあ、俺がそれ買ってあげるよ。青山には今度行こうね」
「やったあ」
陽菜が素直に喜んだ。マジで可愛らしい。







更新日:2011-11-10 15:55:45

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